2012年5月3日木曜日

ごあいさつ

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平成23年3月11日。東日本大震災。
列島を震撼させた未曾有の大災害は、電力供給のありかたにも疑問符を投げかけ、再生可能な循環型エネルギーが求められるようになりました。
化石燃料に代わる新技術。太陽光、風力、地熱...
資源の乏しいと言われる我が国において、それを補う代替エネルギーを創出すべく、今さまざまな取り組みが行われています。

しかしながら、日本は本当に資源の乏しい国なのでしょうか。
国土の七割を占める森林の存在を、置き去りにしてはいないでしょうか。
飛行機から眺めると、日本領空の眼下に広がる緑の海は、我が国が世界有数の森林国であることを物語ります。
環境変化に頭を痛める世界各国からすれば、大量の水を蓄えCO2を吸収する豊富な森林資源は羨望の的です。
日本人は古来より、森林と共生してきた、森の民であります。

一方で、平成23年度の新築着工率は、平成元年の半分以下。
バブル期以降、国民所得は伸び悩み、環境意識の高まりとともに、大量消費時代は終焉を告げようとしています。
一般建主もスクラップ・アンド・ビルドの思想から脱皮し、限られた予算の中で、本物指向の超寿命住宅を手に入れたいと考えるようになりました。
今後は循環資源である「木」を活用した、エコロジカル(環境負荷の少ない)かつエコノミカル(経済的な)家造りが求められています。。

「東京板倉」では、伝統的構法と新しい環境技術を巧みに組み合わせ、自然のサイクルにあった家造りを行います。
建材は産地から直接取り寄せ、質の高い天然材料を適正価格で入手します。
専門業者とは直接取り寄せ、各々が建主さまの夢を共有し役割を全うするよう、プロジェクトを采配します。
また建主様が常に明確な状況把握ができるよう、工事内容とコストを透明化します。

本物指向の建主様に、本物の家を適正価格で提供し、持続可能な未来を切り開いていきたい。
そんな思いから、「東京板倉」はスタートしました。

株式会社 ミナクニ・コンサルタント 代表取締役 長島邦彦

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