2012年5月16日水曜日

板倉構法について - DfE(デザイン・フォー・エンバイロンメント)

板倉構法について  |  耐震性能  |  防火性能  | 仕上げ

「東京板倉」では、DfE(デザイン・フォー・エンバイロンメント)精神を大切にしています。
「東京板倉」第一弾「寺町の板倉」では、地域環境保全に寄与するため、「烏山寺町環境協定」に則った設計をしました。

建築地の烏山寺町には、26軒の寺が集まり、世田谷の小京都とも呼ばれる緑豊かな処。
この美しい環境を保全しようと、昭和51年、日本初の住民協定がこの地で制定されました。

烏山寺町環境協定

第一条
寺院及び周辺住民等関係者は、共同の意思によって地域環境の維持向上に努める。
第二条
地下水脈の保護をするため、地下水脈の枯渇を招く地下構造物はつくらない。
第三条
緑や野鳥昆虫の生存の場である。自然環境の育成保全をはかり、その自主的な管理に努める。
第四条
寺町にふさわしいい町並みを維持整備するため、建物等の計画等に当たっては、日照等の相関関係・用途・形態位置・材料・色彩等に十分な配慮をはらう。
第五条
本協定の目的を達成するため、寺院及び寺院周辺住民、土地所有者等により、烏山寺町の環境を守る会を組織する。

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