CM方式について
■CM(コンストラクション・マネジメント)方式とは
1960年代に米国で始まった、分離発注による建築方式とその管理システムです。
家を建てるにあたり、まず建主がCMr(コンストラクョン・マネジャー)を指名します。CMrは建主の代理人として、クライアントの思いが成果に繋がるよう、構想から竣工までプロジェクトを管理します。業務は、設計検討、工事管理、品質管理、コスト管理等、多岐にわたります。CMrとは、建主が直接契約します。
■CM方式の特徴
従来の一括発注方式では、建主と専門工事業者とは、総合業者を通した間接契約の関係となります。CM方式では、CMrの助言に基づき、工事種別毎に直接契約を結びます(分離発注)。その結果、コスト構成の透明化や適正価格の把握等が可能となり、経済的な工事に結びつきます。
■東京板倉のCM方式
板倉構法では、構想立案段階において、木に精通した専門知識が必要とされます。CMrは、意匠デザイン・実施設計のスペシャリストとともに、最適な計画案を作成。また工事に際して、品質の良い木材を産地から直接調達。適切な流通計画で、運搬時の無駄も省きます。職人の選定にあたっては、特殊技術を持つ厳選した人材をご提案します。「東京板倉」のようなオーダーメイドの家造りにおいて、CMrの活用は大変効果的で、透明性が高く無駄のない建築が可能となります。
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