2012年5月3日木曜日

寺町の板倉 - デザイン・ディテール -

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東京都内初、内外装ともオール無垢の板倉住宅

 

プロポーション

オーソドックスな切妻造りをベースに、黄金率と白銀率を駆使した日本的プロポーション。高さを抑え、美しくも威圧感のない構えとしました。

立体市松

壁面に凹凸をつけ、天然塗料で色を塗り分けることで、日本の伝統模様である市松格子を立体的に表現。窓やバルコニーにも格子デザインを採用し、統一感を持たせることで、真壁建築のモダン性を強調しました。
深い軒
日本建築の特長は、深い軒の出。外壁を雨水から保護するのと同時に、太い構造材と調和して外観に安定感をもたらします。

ヒューマンスケール

開口の内法寸法や天井の高さは、通常より若干低め。住み手の視線が低くなり、室内に拡がりが生まれます。立ち位置が床に近付くことで、建物との一体感・包み込まれている安心感が倍増。2F部分は小屋組顕しとなっているため、スクイーズ・アンド・リリース効果(狭い/低いところから、広い/高いところへ一時に移行する際の開放感)も加わり、変化に富んだ空間構成が楽しめます。

境界空間

土間・縁側・バルコニー等、外部との境界空間は、日本建築の重要な要素。「寺町の板倉」では、境界空間を広くとり、その仕上げにもこだわりました。土間には諏訪の鉄平石を使用。木に包まれた室内空間とのコントラストを演出します。縁側やバルコニーには、室内と同じクリ板を使用。深い軒の出が生み出すパッシブ・ソーラー効果も加わって、温もりのある半外空間となります。



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